オーロラの彼方へ(2000)
NYPDに勤めるジョン幼い30年前に消防士だった父フランクを事故で亡くしている。
もしも、あの時フランクが別ルートを取っていたなら・・・、今はタッグを組むフランクの
元同僚サッチも,旧友の忘れ形見の身の上を心配していた。
父の30年目の命日があと二日後に迫っていたある日、ジョンの幼なじみのゴードが父、
フランク愛用の古びた無線機を見つけてくる。よくこれを使ってフランクは無線を
楽しんでいたっけ・・・自分を『チビ隊長』と呼んでくれた日々を懐かしむジョン。
みんなが帰った後、ジョンは夜空にまばゆいばかりのオーロラを見る。
そういえば・・・父のなくなる30年前の二日前もオーロラが空を覆っていた・・・。
そして無線機をセットすると意外な人物が返信してきた。CQ15と名乗る男は1969年の
ワールドゲームの話をする・・・そして無線機の向こうにかつての自分がいた・・・
それは、30年前の父フランクだった・・・。今なら間に合う、ジョンは交信の切れる直前に
ありったけの声を振り絞ってさけんだ、直感でレスキューに向かうと明日
死ぬことになると・・・それが新たな事件の始まりになるとも知らずに・・・・・
(原題名:Frequency)
監督:
グレゴリー・ホブリット
脚本:
トビー・エメリッヒ
出演:
デニス・クエイド
(フランク・サリバン)
ジム・カウィーゼル
(ジョン・サリバン)
エリザベス・ミッチェル
(ジュリア・サリバン)
アンドレ・ブラウワー
(サッチ)
ノア・エメリッヒ
(ゴード)
Review(****)
貴方に大事な人はいますか・・、その人が死んじゃったりもしくは命をとられそうになった
・・・それで何であの時・・・と思うようなことはありましたか・・・・
そんな人に一度出会ったことないとか、まだなんだかんだいって一番大切なのが自分
だったりとか、こういう事で心痛めたことがないなら、単に『感動モノ』で終わってしまう
かもしれない。つーか,この映画が公開されたとき実際に友人一人くたばりかかっていたので、
ここで死んだらこの映画マジで一生見れなくなる映画になるのよ・・・といってたのを覚えています。
今となっては、病気だった人が生きてることに全く感謝しない人間だとわかってガックリ
なんだけど・・・。こういう役をやらせたらジムカウィうまいです
コトにフランクが無線にでたとわかったときの表情に泣けてきてしまう。
この目に涙たまってくると・・・いかん、それだけで効果アリだわ・・・その出会うはずの
なかった親子があってしまったがために後からえらい目にあうわけですが
ラストはホントに最後までわかりましぇん、ので、クライマックスにお手洗い
行ってちゃダメですよん。
そのラストまでみてデニスの役の幅の広さを確認してじんわりと慰められる映画になってます。
ジョンは『どうしてあの時・・・』と思う一方で、『一度でもいいから親に逢いたかった』
というのがあるのではないアタシが今亡き父でてきちゃったらどないしようかなん・・・
学生のときみたいに九時半に寝ないとしかられるのは困るけど、やっぱあいたいよなぁ〜。


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