爆走トラック'76(1976)
時は'70年代のアリゾナ。当時の長距離トラックドライバーは組織の統治下にあり
組織のすることが限りなくクロであってもシロと言わされることがあった
そして組織に牙をむくものには明日はなかった・・・
兵役を終えて故郷に戻ってきたキャロル=ジョーを迎えたのは家族と
婚約者のジェリー。人生の新しいスタートを切ろうと、キャロル=ジョーは
トラックドライバーとしての道を選ぶ。フォードの13変速ギア付きの
大型ディーゼルトラックをバンクローンで買い、古くからの知り合いで
運送会社のマネージャーを勤めるデュエインの元へ仕事を探しに行く
しかし積荷の中に禁制品が混じっていたことにハラたてた
キャロル=ジョーは積荷を残してその場を去ってしまう
長く続く白い道を突っ走っていた帰り道、一台のパトカーに停車命令を
かけられたばかりか手錠をかけられ、手錠の片方をトラックにかけられ
身動きできなくさせられる。しばらくしてデュエインの事務所でみかけた
ならず者らが追いかけてきて、彼にリンチを加えてきた。この街では
組織にはむかうものは警察でもグルだったのだ.
そんな卑劣な手にもめげずに仕事をさがしにいくキャロル=ジョーだが
運送会社は彼の名前を聞いただけで、仕事の受け渡しを拒否してしまう
『組織』の恐ろしさにはむかうときはそこまで来ていた・・・
(原題:White Line Fever)
監督:脚本:
ジョナサン・カプラン
共同脚本:
ケン・フリードマン
出演:
ジャン=マイケル
ヴィンセント
(キャロル=ジョー
ハマー)
ケイ・レンツ
(ジェリー・ハマー)
スリム・ピケンツ
(デュエイン・ホーラ)
バック・ウェッスル
(J.Q.ジョーンズ)
REVIEW(***)
今なら大映Vシネマで'80年代後半から'90年代前半(ここがミソ)の元特○ヒーローあたりが、
提供何とかエージェンシーあたりでやるという・・・ストーリーが『爆トラ』かも
某マイナー系雑誌で『最もギンガムチェックの似合う男性』に似合うきっかけともなった作品
であり、多分コレは一番最初にみたジャン=マイクの作品ではないだろかと。
結構肩幅狭めでショートカット爽やかめなのに無鉄砲つーのは、ドロン様と並んで、ガキんちょ
の管理人の『理想像』をがっちり固めてくれやした(号泣)
主人公+その他大勢の着てる服も、どっちゃらけだし、どこにカネかかっとるんじゃぁ〜と
お考えの方、クライマックスのガラスの塔を建築+破るだけで当時のコストにして一億弱
かかってるという(汗)CGなんてモノがなかった時代です。ごっついトラックが20mも
空舞い上がるシーンは『シシリアン』で滑走路代わりに建設中の高速道路を使うぐらい
スリルあるシーンになりやした。う〜ん、やっぱ実写はいいねぇ。合成だったらバレバレよ
そんな『合成の似合わないオトコ』を演じてくれたジャン=マイク。この頃の出演作は
『弾丸を噛め』や『メカニック』でポコポコと出鼻をくじかれる役ばかりだったので
『負けてたまるか〜うおおおおおん』とガンバっています。
無鉄砲なんすがナイーブという役で『兵役あがり』ってのが定番になりつつある(汗)
あのトラックなくなっちゃった後どうなるのとか、C=J=ハマーの無鉄砲をなんでみんな
だま〜ってみてんのさとか、そういうヤボなコトは聞かないでぇのこの話
この話でオクルマ好きのジャン=マイクはディーゼルを豪快とばしてますが、初めて
見た時は、あんなにドンくさい交通事故おこすとはおもわんかったなぁ(号泣)


パンチドランク・ラブ(2002)
バリーはトイレの詰まりを取るための吸盤棒のセールスマン。七人の姉に
押さえつけられて育ったせいで、性格が内向サイケになってしまった。
『キレたら怖い』ということだ
そんなバリーの日常生活は『妙』に忙しい。『本業』じゃなくて『妙』にだ
『ヘルシーチョイス』のマイレージキャンペーンをチェックし『オタクの
商品10個かって500マイルクーポン券おくったら1,000マイルついちゃうなんて
すごすぎる』とホメてるやけなしてるや分からん質問をしたり。路上に
捨てられちゃったハーモニウムをオフィス運んで弾き出したり。そんな彼の
『妙』が『キレる』につながる時がある。姉たちだ。
姉も姉たちで、バリーの仕事中なんてかまわず、じゃんじゃん電話を
かけてきて今夜パーティーを開くから参加しろだの言いつける。
その姉の『地雷を踏む』コトバが『ゲイ』なのだ。コレを聞いた途端、
バリーはトコロ かまわず破壊癖が出てしまい、この間も家中のガラスが
割られたしまったところだった
そんなある日、テレフォンセックスの女につきまとわれるわ、
事務所にはマイレージ用に買ったヘルシーチョイスのプリンの山が届くわ
の中、姉の一人エリザベスが同僚のリナを紹介する、姉のいない席で
ならと食事を了解してしまうが、このとき『強烈な一目ぼれ
( PUNCH DRUNK LOVE)』におちいるとは思ってなかったバリーだった・・・
(原題名:Punch Drunk Love)
監督:脚本
ポール・トーマス
アンダーソン
出演:
アダム・サンドラー
(バリー・イーガン)
エミリー・ワトソン
(リナ・レナード)
ルイス・ガスマン
(ランス)
フィリップ・シーモア・
ホフマン
(ディーン・
トランヴェル)
REVIEW(***)
『昨今の一目惚れなり、なんとなく始まりの恋なのかどうなのか分からん
状態』を成就しちゃうか、エンコしちゃうかの境目は『お互いのうるさい
身内にならないコト』というのをズバっと言い切った、『おお』という
映画でした。
ま〜仲良くなってきてお互いのコトを知ると、『アンタの家のアニキが
どうだ』とか会社がどうだとか、人間関係がどうだとか、しまいには
『そんな生き方してたらよくないわ〜』とまで言わん口調になって、
ケンカしたことの一つや二つないですか
もしなかったら、それはカミさんが分かってていわないだけです。
バリーはうるさい姉貴に押さえつけられ反抗期がないまま来て、
プッツンになってしまう
、リナは離婚歴で男性にどこか近寄れないコンプレックス。それが、
リナがバリーがどんなハッタリを言おうと、失敗をくりかえそうと、
『赦す』というでもなし『怒る』でもなし、『受け入れてる』のが
またいがったす。
前者の『赦す、怒る』だと、チョいと前の映画だと
『母性本能でてて〜』とかけたシロモノだったのだろうけど、
これだけ『女の身内』に圧迫されて育った『男』にそれはムシロ
『キョーフ同然』。『どんなコトをしようとも、アンタはアンタの
ままでしょ』と、『受け入れる』。それは、リナがバリーに会って
『彼の前なら自分を受け入れるチャンスが出来るかも』と思った
からじゃないかなん・・・と。
そんな『ジブンに向き合えない不器用』を冒頭のドカーンという、
『比喩』でまたやってくれた
PTAカントク。事故るクルマは『平々凡々な日々に突然やってくる
パンチドランクラブ』のバリーで『置き去りにされて持ち主を
待っているハーモニウム』はお互いのコンプレックス
かもしれないかなって。

実在した『プリンを買ってマイレージで旅行しよう!』という
『プリン男』からハナシを 作り、バリーの姉貴役のうち四人は実際に
『姉妹』+そのダンナと親戚でシロウトだったという(汗)
カントク〜。脇役ではやっぱり『でてくるだけでウサンくさい』
R.ガスマンがスゴイ。(爆)『第二のC.ウォーケン』になりそうな、
この『ウサンクサさ』に今回は、サンドラーちゃんが負けそう
だったかもしれないす。
後、今回、音楽の使い方がいがったす。シーンによっての強弱の
つけ方や入れ方がウマいので、感心した一作でした。


BAR(バール)に灯ともる頃(1989)
弁護士の父は兵役をまもなく終える息子ミケーレを訪ねて、ローマから65マイル
離れた小さな街、チヴィタヴェッキアにタクシーで来る。
 久々の再会を喜ぶ二人だが価値観も生き方も全く違う二人、食事をし、街を
散歩し、フォトボックスで写真を撮る間,のべつ幕なしに喋る父、自分の価値観を
押し付ける父に嫌気のさしたミケーレは度々ケンカになる、
それにミケーレは耐えられなくなった。
その夜二人はミケーレ馴染みのバールへ行くがそこで父は生き生きとした息子の
姿を見てショックを受ける・・・
(原題名:Che Ora E (What time is it?)
監督:脚本:
エットーレ・スコラ
出演:

(マルチェロ・マストロヤンニ)
ミケーレ
(マッシモ・トロイージ)
ロレダナ
(アンヌ・パリロー)
REVIEW(****)
親子に限らず親友で恋人でも一回『価値観をぶつけあう大喧嘩』
をしないと『ホントの会話』って一生出てこないのだ。
静かに物語る映画でもありんした。
何で親は(特に)片親になると『理想のコドモ像』を無意識に
押し付けるのかと。そういうココロあたり・・・ないんだろうな...親は
これ見て『見たくない』って言ってるのは少なくとも無意識なんだからさ。
その『理想像』なんてものはいつか破れるものだし、その破られた後に
残った会話が『Che Ora E(今、何時?)』だけだったという。
親子で腹割って話せるのはこれしかない今だけどココからまたはじめようかと・・・
  ちなみにうちの親、見てる途中で寝てしまいましたので娘は『こりゃダメだわ』と
見切りです。情けない。
 キャスティングは今から考えると凄いもの。名優 M.マストロヤンニは
言うまでもなく、代表作『イル・ポスティーノ』が日の目を見るのをも届ける事
もなく他界したM.トロイージは『スプレンドール』に続くマストロヤンニとの共演で
伸び伸びとしていますし、『ニキータ』に出る前年のA..パリローにも。
 この映画を見た映画館がボロビルの六階にある寂れたロケーションにも関わらず
この映画上映時は列が出来てた。上映期間中、大阪のイタメシ屋でこの映画の
原題名の特別メニューをだしたり、ここの映画の半券持っていけばカプチーノが
タダになるイタメシ屋もあったという。大型シネコンができたためもうなくなった映画館・・・
寂しいなぁ・・・


パリの灯は遠く(1976)
時は'42年ナチス占領下のフランス、ユダヤ人排斥運動の広まる中、ドイツへの流刑が
決まったユダヤ人の美術品をオークションにかけることで儲けてきた美術商ロベールの元に
ある日、ユダヤ新聞が届けられる。身の潔白を示すために同姓同名の人物を探す
ロベールの元にパリのゲットーに暮らすユダヤ人の同姓同名の男がいる知らせが
届く。ロベールは身代わりに逮捕される危険も顧みず、財産を没収されながらも
政府の誤解に立ち向かっていく…
(原題名:Mounsiear Klein(Mr.Klein)
 
監督:
ジョセフ・ロージー
脚本:
フランコ・ソリナス
出演:
アラン・ドロン
(ロベール・クラン)
ジャンヌ・モロー
(フロランス)
スザンヌ・フロン
(ニコール)
REVIEW(***)
監督ジョセフ・ロージーが『赤狩り』にあった時の自叙伝をナチ狩りにあわせて書き上げた
作品で当時のセザール賞三部門(作品:監督:美術)を受賞したというもの
ドロンにしてはフィルムノワール一点張りでもなく、『殺しの美学』に
なるでもなく、ロマンスになるでもない、ひたすら『人間ドラマ』に集中して
後の映画界への生き残りをかけて挑んだ作品だったのでしょう、本人が
俳優人生の中で一番気に入っている役柄にあげているひとつです。
殺人容疑からキャリアを立ち直らせた身として『誤解をうけつつもがんばる』
主人公は最高のキャラに映ったのでしょう。
最初はいかにも『成金美術商』という金ピカガウンで登場し、中盤からは
ソフト帽にカシミア混のトレンチコートで紳士風と変えています。
そして明かされる『もう一人のクラン』の正体。警察も、その『正体』を
分かっていながら捕まえなくてはいけない、そして彼の『身代わり』に
逃げることになるドロン、そのドロンの元に届く『出生証明書』はもう
遅かったというラスト…半ばのツメが甘いのが惜しいのですが、
ラストがナカナカいがったので星が増えました。
しっかし、この映画みて…そんなにこの頃身長180cm以上のフランス人って
大柄だったんだろか(汗)ドロンのサイズにあわせて撮ろうとすると
みんな小さくみえちゃうのよねぇ・・・はぁ。



フォーンブース(2003)
NYの人口は5つの区で約800万人、周辺部を含めば1200万人、
電話回線は、ほぼ1000万、電話会社は50以上。300万人が携帯を使う。
が、いまだに450万人の居住者と200万人の外来者は公衆電話を利用
しているのだ・・・

スチュは自称一流のパブリシスト。イタリアンファッションに
身を固め、二つの携帯を使い分け、若いアシストのアダムを
 タダ働きさせている、傲慢で嘘をつくことを何とも思っていない
男。美しい妻ケリーがいるにもかかわらず、クライアントの一人
パムに電話するときは着信履歴の残らない公衆電話からかけている。
ヤボ用は全て、もうすぐ取り壊される予定の八番街、西マンハッタンの
フォンブースを私用も同然で使っていた。
そんなある日、パムに電話していた彼の元にピザが届けられる
頼んだ覚えはないと、断るスチュだったが、それが全ての
はじまりになるとは思いもよらないことだった・・・
(原題名:PhoneBooth)

監督:
ジョエル・シューマッチャー
脚本:
ラリー・コーエン
出演:
コリン・ファレル
(ステュワート・シェパード)
フォレスト・ウィテカー
(レメイ警部)
ケイティ・ホームズ
(パメラ・マクファーデン)
ラダ・ミッチェル
(ケリー・シェパード)
キース・ノブス
(アダム)
キーファ・サザーランド
(発信者)
REVIEW(*****)
ホトンド『ですっぱなし』状態のファレル。役者の演技力が問われる
一作に『法廷弁護士モノ』つーのがありますが、それ以上のモノが
要求されるんじゃなかろうか、というこの映画、いやはや。
脚本家が『電話ボックスを題材にした密室劇をかけないか』と20年
考えた挙句、パっと思いついて一週間で書いて、監督が手すきになった
途端、これまた一週間で撮ってしまったスピード映画だったという。

んでもって、いきなり電話ボックスからベルなったらどうします?
フツーなら『壊れ撮るやんけ』か『間違い電話か』となってしまうトコロを
スチュのバヤイ、『本能』に勝てなかったんじゃないかなと。
電話がなったら即仕事の生活で、嘘で固めることにもなれた彼が
唯一『本当の姿』をパっと油断してみせてしまうとしたら、あの『ベル
の音』じゃないのでしょうか。
『タイガーランド』では望まれないヒーローを演じた彼が、今回は
身包みをはがされる『望まれない犠牲者』をきちんと演じてくれて
いがったです。ラスト近くで、ボロボロになって、『オレは君には
もったいないオトコだぁぁ〜』とおいおいカミさんの前で泣くシーン
一番『男性』がカッコ悪いシーンだと思うのよねぇ・・・。
あれだけ嘘八兆で生きた影には、コンプレックスの塊だったろうし、
言われんでも、カミさんはホトンドわかっていたんじゃないの、とも
思うワケであった。
コレだけ携帯あてにヘンな料金請求が来たり、バルクメールが
ドコドコ着てたりする世の中だと、個人情報はどこかに漏れていて
 こういう事件は誰にでも起こりうる危険性はある、という
警告も同時に受け取った映画でもありました


花咲ける騎士道(2004)
時はフランス・ルイ王朝が華やかなりころ・・・
貴婦人の心を虜にしながらも、結婚をほのめかすと、
一陣の風のように去ってしまう騎士がいた。
ファンファン大佐、彼に心奪われた女性は、『チューリップの騎士』
と敬愛の意をこめて、送る。
そんな彼が、またもや結婚をせまられ、逃げ場がなくなって
いたとき、占い師、アデリーンが『貴方には王家の娘と結ばれる縁が
ある』といったことから、その場で騎馬隊に入隊してしまうことに。
が、実は、アデリーンは、徴兵官の娘で、そのために『嘘の占い』を
いいふらしていたのだ。
が、占い師だったのだ。
偶然にも、騎士団の野営地に向かうまでの道中で、山賊に襲われた
ポンパドゥール夫人と娘のアンリエットを助けたところから
アデリーンの偽の占いは自分にだけはあたると、大喜び。
が、彼に待ち受けていたのは、無意味な訓練ばかり。
アドリーヌに夢中で、上官のフィエラブラに目をつけられ、
ゲイの毛がある、連隊長のラ・ウレットには言い寄られの日々
そんな連隊にも出陣のときがやってきて、ファンファンは、
いよいよ王女と結ばれると、またまた有頂天
一方、城内では、裏切り者が出ているとの噂がはびこっていて
夜中に、人目王女みたさに忍び込んだ、ファンファンに
疑いがかかってしまう。
(原題名:Fan Fan La tulip)
監督:
ジェラール・クラヴジック
原脚本:監督:
クリスチャン・ジャック
脚本:
ジャン・コスモス
リュック・ベッソン
出演:
ヴァンサン・ペレーズ
(ファンファン)
ペネロペ・クルス
(アドリーヌ)
エレーヌ・ド・フジュロル
(ポンパドール夫人)
ミシェル・ミュレール
(トランシュ=モンターニュ)
ディディエ・ブルドン
(ルイ15世)
フィリップ・ドルモア
(フィエラブラ)
ジャック・フランツ
(フランシーズ軍曹)
ギヨーム・ガリエンヌ
(ラ・ウレット連隊長)
ジェラルド・ラロシュ
(コルシニ)
マクダレナ・ミエルカルツ
(アンリエット)
REVIEW(*****)
J.フィリップが気品ある『イイトコのファンファン』なら
ヴァンサンのファンファンは『やんちゃくれの暴れん坊』
同じC.ジャックの作品ならドロンの『黒いチューリップ』の
イメージに近いかもしれません。ハリウッドならJMVの
『摩天楼ブルース』が一番近いのかも(う、古い)
一昔前『目で妊娠させる男』のキャッチがついたヴァンサンが
コミカルなアニキになって帰ってきたという感じで。
『インドシナ』あたりの美しき彼のイメージが強いヒトには
『ええ!』な作品かも。(でも、充分美しいシーンもありますよ)
スクリーン狭しと、飛び回る、飛び回る、身軽なこと。
ワイヤーワーク全盛の今、こういうアクション活劇が目に優しくて
『体張ってる』としみじみわかって、うれしいです。
ドロンの『ゾロ』もそういった意味では思い出した作品でした。
ペネロペも久々に、ぴったりの役柄で、やっぱり彼女はこういう
向こうの映画にでた方がしっくりくるなぁと思いました。
何よりも、二人とも時代物のコスチュームが似合うのね。
それぞれ他の脇役も、個性的で、ファンファンをみて
『その襟足が惜しいわぁ〜』とラブコールしてる、ゲイの連隊長や
敵軍と援軍の区別つかないのに、戦の最中にのんびりココア飲んでる
ノー天気ルイ15世とか。
ストーリーの前半は、オリジナルへのオマージュを捧げた部分あり
脇役には、個性を加え、アクションあり、コメディあり
見た後にすっきりする作りになりました。


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