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屋敷の主で株屋のマルセルが何者かに刺され殺されているのが、 みつかった。 大雪のため、外界から取り残された屋敷の上、 主が死んでから電話は何者かの手により切断されてしまっている ということはこの屋敷内にいた人間全てが容疑者だ。 妻、娘、義理の妹、妹、メイド、母親…八人の女たちは 犯人探しに必死になる 一方で、自分たちの隠し事が露見していく事実にさらされる・・・ (原題名:"8femmes(8 women)") |
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フランソワ・オゾン 共同脚本 ロバート・トーマス 出演: ダニエル・ダリュー (マミィ) カトリーヌ・ドヌーヴ (ギャビー) イザベル・ユペール (オーギュスティーヌ) エマニュアル・ベアール (ルイーズ) ファニー・アルダン (ピエッテ) ヴィルジニー・ルドワイアン (スゾン) リュディヴィーヌ・サヴィエ (カトリーヌ) フィルミール・リシャール (シャネル) |
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自叙伝…ではなくてだ。ダレが主役をはってもおかしくない、 八人の競演による映画だけあって、練れてるわぁと。 じゃぁアンタなんで今のいままで見に行かなかったのさというと、 公開当事混んでたのと、この映画,協賛会社がいろんな 商品出してて、アタシの個人的に嫌いな輩がこの映画の 公開してる劇場でしか売ってないお買い得トート買って 半年たった今でも『それしかないんか』というぐらい 持ち歩いてる(爆)。いかにも『あたしってぇ、いい映画みるのよ〜 そこらの映画ファンと一緒にしないで〜』・・・じゃねぇよ。 オマエがホトンド映画みないのは知ってるんだよ。 こういう『グッズむらがりオバカ』といっしょくたにされるのも イヤなので、リヴァイヴァルにかかるなら みにいったろうじゃないのよと。 お話を映画にもどして…設定が'50年代だけにお洋服が 懐かしい〜。オードリーを思わせるものからファニーのルックスは リタ・ヘイワースの『バンドワゴン』みたいだし、 末娘のルックスは『パリのアメリカ人』のR.キャロンみたい。 イザベル・ユペールのキレぶりは『ピアニスト』以来 磨きかかってる(汗)メイクは相変わらず上手いですわ。 この方。眉が特に。D.ダリュー・・・いったい いくつなんだろう(滝汗)かなりオトシのはず。E.ベアールは 久々に何とか納得できる『金髪悪女』 をみれました。悪女はここまでやらんとあかんでぇ。 でもブルネット悪女にまけとるけど。 でてくる女性がそろってここまで『悪女』というのが フランス映画らしいです。 アメリカじゃかけんかもしれない・・・国民的に受けないから。 でも、ホトンドの登場人物がレ○ってのは なんでなんだろう??後、オハナシの要所要所に入ってる ミュージカルモドキ、アレはやめたほうがいいと思う。 ドヌーブが踊るとは思わなかったアタシでした。 |
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コヨーテズ”は,地区大会で22回、州大会で2回優勝を収めている上,今回も23回目の 地区大会優勝を目指していた。 ここで30年コーチを務めチームを常勝無敗に導いて来たコーチ,キルマーは 街の信頼は一手に受けているものの、チームメイトからはその『オーヴァーコーチ』 ぶりが反感を買っていた。 現に連戦でクオーターバックのランスは膝に爆弾を抱えているし、ウェンディは 黒人というだけでタッチダウンをさえてもらえない。 が誰一人としてコーチにはむかいはしないのだ。控えのQBモックを除いては ランスがとうとう倒れてしまうまで彼はあわやその夢を諦めるところだった 一旦フィールドに入ればQBは司令塔だ、好きなように出来る。 〜コーチなしの試合を見せてやる! 〜ヴァーシティ、コヨーテズは今フィールドに走り出した。 (原題名:Varcity Blues:June 25 2001 Up-dated) |
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ブライアン.ロビンス 脚本: W=ピータ・イリフ 出演: ジェームズ=ヴァン= ダー=ビーク (ジョナサン・モック) ジョン・ボイド (キルマー) ポール・ウォーカー (ランス・ハーバー) ロン・レスター (ビリー・ボブ) スコット・カーン (テュイーダー) アリー・ラーター (ダーシー) エイミー・スマート (ジュールス・ハーバー) |
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数少ない主演作。ブルネットに染め直して主演てのがまたグーだった 最初パンフだけ見たとき『ティーンエージ映画かぁ?』と思ってたし、ゲームも その後のランチキパーティにしろ、何故か出て来るチームメートの親たちやら ハナシの展開に水っぽさを感じずにはいられないものの、フツーの高校生が 悩むことを実直にコレだけかいてる映画も珍しいんではないかと。 '80年代に前にレビューにあげた『栄光のかなたへ』ではもうなんつーか古臭いわ 、でもムジョーにクサい映画見てみたいつー方にオススメです。 オデブで何の取り柄もないディフェンスが、コーチに花形QBがつぶれたのは オマエのせいだから出て行けといわれピックアップにのってすごすご出て行ってしまう そして、追っかけていったらなんと、自分がいままで貰った努力賞みたいな トロフィーを片っ端からライフルで撃って壊してる。 ジブンには花形QBにある、地位も名誉も外見も何もないけど、アメフトが 好きだったのに・・・と落ち込む彼を記念すべきモノなんだから壊すのやめて 戻ろうよと万年控えQBで、ある日突然格上げされたモックが励ます。 '80年代に某クルーズでスカを喰ってヴィデオ送りになった映画と何とかロードショウ にこぎつけたこの作品、内容ってホトンド同じなのdに、どこがちがうんじゃぁぁ というと、こういう『誰にでもチャンスはあるわいな』ってトコじゃないでしょか でもいきなりレギュラーの座を頂いたのにヘーゼン、ぱっとしない控えQB 演じたJ=V=ダー=ビークのアクのなさが手伝ってか。生クリームビキニアタック オンナの目から見たらバカな冗談丸出しなアレにもヘーゼン、何の反応もナシ(汗) どっか『ほけら〜』として『イケてないヒーロー』を演じた彼がマルでした ホントは花形QB役のP.ウォーカー目当てで見たはずなのに(汗)彼はいずこ。 よくも悪くも『気に食わん上司には逆らって自立せよ』というのが生きてた映画でもありんした |
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ウィリアムと見習いのアドソが会議の準備のため訪れる。 しかし、数日前に文書庫の挿絵士が謎の死をとげ、それが修道士達に動揺を与えると いけないので、内密に調査してほしいといわれ、調査にのりだすが、どこからともなく 横槍が入ってくる閉鎖的かつ退廃的な修道院だった。その上、一歩修道院を出れば、 地元の農民を搾取している事実も浮き彫りになり、そうしてる間に、ギリシャ語の 翻訳者が第二の犠牲者となる。彼が最後に読んでいた本が、いわゆる『禁断の書』 であることから、犯人と手がかりは書庫にあると突き止めた、ウィリアムだったが… (原題名:The Name Of Roses) |
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ジャン=ジャック=アノー 脚本: アンドリュー・バーキン 原作: 出演: ショーン・コネリー (ウィリアム) クリスチャン・スレーター (アドソ) F.マーレー・エイブラハム (ベルナルド・ギー) |
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しまいました。オッサンのゲ○シーンは例え『挨拶』でも見たくないのよねぇ。はぁ。 スレちんだけが、『マトモ』でいてくれたのがせめてもの救いです(汗) 映画はオトシになった彼(ナレーションはコネリー)の設定で書かれてるので、まだマトモ なんスが。あの撮影当時のスレちん16,7か、よくぎゃんばった、うん。 かわいいのう、スレちん、あ、ハナシちがうなぁ、ペコペコ。 閉鎖的な修道院は、実は当時ではキリスト教一の書庫であり、また書庫そのものが迷路みたいな もので、この中を管理しきれる人間を求めるために、こういう『謎まき』を長老がしたという でも、そのために呼んだ相手がマズい方向へ解釈したために、ああなってしまったという それを『たたりじゃ〜』だけで解釈して、外に事実を出さないようにしてるってコトは中世の コロにはこういうハナシは多かったろうなぁと。難解な原作を、J=J=アノーの手により コネリーの演技力に感謝するカタチで映画化。原作よりも映画の方がはやく日本に入ってきたそうです 『心に優しさと探究心があったために、冷酷な出世街道を歩むことが出来なかった』信望ある さすらいの高僧をコネリーが,政治的コネはあっても、庶民的な修道士からは恐れられる実在の 裁判官にエイブラハム。エイブラハムの役は映画とな逆の結末になってるそうな。う〜ん・・・ やってるコトは同じなのに、やっぱりウィリアムのような人間が実在したかしなかったかという 違いなのでしょうねぇ。 |
オトコをターゲットにした広告でバンバン売ってきたディレクターで次のクリエイティブ ディレクターの地位を狙っている。しかし、社長が指名したのはあろうがコトにライバル会社から ヘッドハンティングした、ダーシーをその地位に据えてしまう。彼らの言い分はこうだ、 いくら頭が良くてもこれからの時代一番の消費者である女性の心が理解できない彼の様な 男はお払い箱。女性優位主義のダーシーにしがなく敷かれて、仕方なく女性ばかりの ミーティングに首を突っ込むはめとなったニック。女性向けの商品のコピーを考えて来い といわれ、八方ふさがりの彼が家で事故にあって偶然手に入れてしまった能力は、 女性の心が読めてしまうことだった・・・ (原題名:What Woman want '01 February 1st Up-dated) |
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ナンシーメイヤース 脚本: ジョッシュ:コールドスミス キャシー・ヤスパ 出演: メル・ギブソン (ニック・マーシャル) ヘレン・ハント ダーシー・マクガイア) マリサ・トメイ(ローラ) アラン・アルダ (ダン・ワナメイカー) アシュレイ・ジョンソン (アレキサンドラ・マーシャル) |
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つーのもアナタの傍にいる、ニコニコしているそこの女の子は、何を考えてるか 判らんでぇという。ニックの秘書の女の子が『アタシは一流の大学を出てるんだから お茶くみ扱いするな』つーのはイマドキの会社勤めのコはダレでも思ってるワケで。 そうじゃなかったら、女性のアタシがいうのもナンなのだけど、ああいう 小生意気なカオで街を歩き、ブスくされたカオでカフェでカプチーノを飲んでる ワケないのだ。・・・バラエティ番組でサイテーと評された同士が『どっちか選ぶとしら どっち』なんてのがあって『オレには票を入れてくれる女性はいるだろう』というのが あったら無回答というのもあったという。そりゃ勿論アトからは番組サイドに怒られるか 本日のエキストラ代パーかだろう。でも『そんなコトまでしてお金をもらって番組に 参加したかねぇよ』というチョっと前では考えられなかったような感じが映画に出てるのだ それはさておき、メルはそんな『男性の思い上がりの典型的な部分』をミゴトに演じて くれました。コレを『マジで思い上がってる輩』がするとかなりイヤミになるところを さわかやに。セクシー系の女優がやるとクドクドになる役をH.ハントがあっさりと。 『チョいと古めの代理店のイイトコは残して、改めていく』という役どころが出てて いがったです。建物が『いかにも'60年〜'70年には向かうところ敵ナシだったんだろうな』 というビルが泣けてくる〜。コンテンポラリーアートなんてまったくねぇよ〜。 最後のNIKEのプロモでやっとこさ代理店らしくなってきたというか。 そんな映画を何よりも引き立てたのはサントラ、シナトラやS.デイビスJrが懐かしいジャズ コレは買うっきゃないでしょ。 |
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ベテラン刑事、ジョーの内職は不動産仲買業。 が、物件が売れるハズもなく、三度の離婚暦とたまりにたまった 車や住宅ローンのせいで破産寸前。前の家をオークションに出すほど。 彼の唯一の楽しみは夜な夜なラジオのサイキック番組に電話を かけるばかりか、パーソナリティーのルビーと関係を 持ってること。 ジョーを何かにつけ目の仇にする内部調査局のマッコの元愛人 というのがなおさら始末におえない。 そんな彼とコンビを組む新米刑事のK.Cの副業は若いコ向けのヨガの イントラ。モテモテの彼は刑事職は腰掛程度にしか思ってない 俳優志望で今日も今日でエージェントに電話をかけている。 彼らに共通することは一つ『ケータイなったら内職の方を 優先しろ』なのだ。 そんなある日、ライブハウスで売り出し中のユニット『H20クリック』 のメンバーが銃殺される事件が起こった。それぞれの副業先から かけつけるジョーとK.C。ことごとく『ぐうたら』なジョーに 最初は、ゲンメツしていたK.Cだったが、ひょんなコトで昔の勘が 冴える彼に、K.Cは失いかけの信頼をかろうじてつないでいた。 事件を洗い出していくうちに、ラップユニットの所属していた レーベルの社長が前科モノだったコトやら、社長のサーティンと ミュージシャン同士の抗争、さらには警察内部との癒着まで 出てくる。しかも、サーティンが組んでいたのは、殉職した K.Cの父親の元相棒だった。おそらくは『父親殺し』も彼・・・。 さらに、意外な人物までがその黒幕の中に隠されていた・・・ 『全ての借りを返すときはきた』 (原題名:Hollywood Homicide) |
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ロン・シェルトン 共同脚本: ロバート・ソウザ 出演: ハリソン・フォード (ジョー・ギャヴィラン) ジョシュ・ハートネット (K.C.コールデン) ブルース・グリーンウッド (ベニー・マッコ) レナ・オリン (ルビー) イザイア・ワシントン (アントニー・サーティン) ロリータ・ダヴィドヴィッチ (クレオ・リチャード) キース・デヴィッド (レオン) マスター P (ジュリアス・アーマス) デュワイト・ヨーハム (リロイ) マーティン・ランドー (ジェリーデュラン) ルー・ダイアモンド・フィリップ (ワンダ) クルプト (K・ロー) |
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『レディースデイで』いってきやした。それならまぁ、損は せんでしょう、と。関西では場内爆笑ありやしたが、関東で ハリソン様のあの『ノリ』がウケるかどうか心配ざんす。 『実は私、こっちもやってまして・・・』といちいち、名刺出したり ママチャリで、ブっこけたり、水割り飲んで酔いつぶれてる ハリソン様つーのは過去の代表作でまず見れないつーか、 『見たかねーよ!』と怒るファンの方もいらっしゃるかも。 そんなシーンの数々がハリソン様からの『案』だった・・・という 事実の方が、アレかもしんない(爆) ジョシュのどうみても『サエないフィットネスクラブのバイト』 のようなイントラぶりも、なんとなくかわいかったです R.シェルトンの作品『さよならゲーム』や『ティンカップ』も 『いくつになってもやんちゃなオトコ』を描くコトに関しては 右に出るものいないかも。 それが判らないと、面白くないかも、というのと、ストーリーが 散漫になったアレもあって星が少し減りました。 個人的には好きな作品なんだけどねぇ。一般的な見解も 入れてみました。 カメオに関して言えば『オースティン〜』並みに 探す価値はあるかもよ。 |
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学校卒業後は航空隊に志願する。 が、レイフは視力検査で、異常が見つかり、担当の看護婦 イブリンに何とかパスして貰えるよう、飛行機への情熱を 言い続け、それに負けた彼女は、ついに合格を押してしまう それを機に、関係を深めていった二人ではあったが、別れは すぐに訪れてしまう。レイフはイギリス空軍に志願。 イーグルに乗れることを夢見て、旅立ってしまい、 彼女の元に届いたのは、レイフの訃報だけだった・・・ イブリンとダニーは、任務先のパールハーバーで聞き、 失意の底に陥るが、立ち直ることが、何よりレイフのためと いい聞かせるのだった。 もう、レイフは戻ってこない・・二人の間に、恋を超えた何かが 芽生えかけたその時、死んだと思われていたレイフが奇跡の 生還を遂げる。二人の関係を知り、怒り狂うレイフ。 しかし、彼の子供のことをもちだし、なんとか怒りを静めるのだった しかし、時は既に遅し・・日本の放った宣戦布告は アメリカには届いていなかったのか・・・ 1941年12月7日... 戦場として縁がないといわれた パールハーバーに日本軍がおしよせた・・・ (原題名:Perl Harbor) |
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マイケル・ベイ 脚本: ランダル・ウォーレンス 出演: ベン・アフレック (レイフ・マコーリー) ジョシュ・ハートネット (ダニー・ウォーカー) ケイト・ベッキンセール (イブリン・ジョンソン) キューバ・グッティング Jr (ドリス・ミラー) ジョン・ボイド (フランクリン・ルーズベルド ) ジェイミー・キング (ベティ) キャサリン・ケナー (バーバラ) |
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いい評価はつけられません これに大金ハタく必要あったのか、名前の売れた俳優使う必要あったのか 単にアメリカン中高年WASPの『思い込み』と『有色人種排他』 で作った、としか思えん(汗)し、それを情けなくも配給してる 日本人+動員数一位にしてる、アンタらって何?プライドないのって 意地が何でも、劇場に見にいきもしなけれが、ヴィデオもタダで 見て、地上波で待ったがな(汗)だって、『お金払って見る』 モノでもないもの。(もうボロクソ) 日本に意地が何でも配給してほしくて、ケーリ=ヒロユキ=タガワさんの 『にげろ!』のシーンを入れたらしいし(爆)アレはアメリカ上映 バージョンには入っておりません。 英語で作られてる映画が、そっくりそのまんま『こっちに来てる』 なんてコトがない『典型的な例』ざんす その代わり、向こうのこの映画の日本人描写、カットされた部分が あるぐらいヒドいのなんの(汗) 『東京大空襲』なんて一人を除いて何でみんな軍人なんだ? 街中にあんな『キャ○ャーン実写版』みたいな兵器工場あるきゃ ねーだろ(怒) まぁ、とにかくアメリカ人とあった時にはこの映画の話題禁句ですねぇ 理解ある人で、やっとこさ、『あの映画は、ムチャクチャだ』 ぐらいですもの。俳優の演技どうだって? そ、それどころじゃないっすよ、この映画、かえって俳優かわいそう。 |
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兄弟が前線でなくなった しばらくして、ニューギニアにて彼らの兄弟の一人が、戦闘の末亡くなる 戦場に息子たちを送った母親は悲しみに暮れていた。 軍部に入った情報によると、ライアン兄弟は四人。三人がノルマンディー 一人がニューギニアに行っていた。 それは残りの一人が生きているかもしれないという可能性もあった。 軍部の命令を受け、上陸作戦から生き延びたばかりのミラーの元に ライアン二等兵を探し出し、連れて帰るよう命令が下される。 ミラーは命令を受け、フランス郊外へ足を向けるが、そこは 前線を通過し、部下を失わねばならないことも意味していた。 そして、誰もが、ライアン二等兵の行く末も予期できないことだった・・・ (原題名:Saving Private Ryan) |
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スティーブン・スピルバーグ 脚本: ロバート・ロダット 出演: トム・ハンクス (ジョン・ミラー) トム・サイズモア (マイケル・ホバース) エドワード・バーンズ (リチャード・レイベン) バリ・ペッパー (ダニエル・ジョンソン) アダム・ゴールドバーグ (スタンリー・メリシュ) ヴィン・ディーゼル (エイドリアン・カパーゾ) ジョバンニ・リビスキ (アーヴィン・ウェイド) マット・ディモン (ジェームス・ライアン) |
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WW2の退役軍人に、話を聞きながら作ったのには 『トム・ハンクスに『史上最強の作戦』のJ・ウェインになって 欲しくなかった』 という一心だというのにはうなずける一面もある。 ノルマンディーから意気揚々と引き上げてくる、オールキャストの 映画ではなく、ハンクス意外は新鋭で固める作りに、それが 伺えるのと、『史上〜』のような作品は今や何の説得力も 持たないのはわかっているだろうから。 『戦争勝利国アメリカでもこれだけ傷ついてる裏側がある』 というのを描きたかったのだろうけど、アメリカに原爆を 落とされた国にとったら、説得力ってないんだわねぇ。 主演がハンクスじゃなきゃ考えたんだけど。 その点でコレを劇場パスして『シン・レッド・ライン』を 見にいってジムカウィにホレて帰ってきたワケでした。 キャスティングで光ってるのはやっぱりヴィンさま。 後からつけたした、というだけあって純粋にヴィンさまを 生かすコトだけ考えてつくってるキャラなので、いいっす。 後は、クライマックスでライアンがどうでるか・・・というコト その二つを加えて星二つ。 |
波止場の縄張りで働く兄、チャーリーの頼みで賭けボクシングに 乗り、優勝できたかも知れない試合を台無しにしてしまう。 それからは、彼は波止場の用心棒としてその日暮らしへと 転がり落ちていった。 NYの波止場ではマフィアのジョニー・フレンドリーが仕切り始めて 以来、労組は無いに等しきものとなり、貧富の差が激しく、 不平等な労働条件の中、日雇い労働者が働いていた。 ある日、テリーはジョニーに言われて、同僚のジョーイを 屋上に呼んだが、ジョニーの手下はジョーイを事故に見せかけて 突き落とした。 ジョーイが不正を告発したのは知っていたテリーだったが、 まさか、殺されるとは思っていなかったので、問い詰めるテリー。 その後、テリーはジョーイの妹イディに逢い、彼の死の重さを知る。 そして彼女はテリーをバリー神父のもとに案内するのだが・・・ (原題名:On The Waterfront) |
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エリア・カザン 脚本: マルコム・ジョンソン バド・シュワルバーグ 出演: マーロン・ブランド (テリー・マロイ) カール・マールデン (バリー神父) リー J コブ (ジョニー・フレンドリー) ロッド・スタイガー (チャーリー) パット・ヘニング (ティモシー J. 'カヨ' デュガン) エヴァ=マリー セイント (イディ・ドイル) ジョン Fハミルトン ('ポップ' ドイル) |
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E.カザンが描いたモノだから、そうなるのも仕方ないかもしれないし、 時代の流れもあったろうし。 とことん『金持ちは皆悪い』と描かれ、『労働者が最後に勝つ』と描かせたら この時代、この人の右にでる監督はいなかったかもしれない。 まだ、ブランドがハリウッドの第一線に絶望するコトもなく この作品でアカデミーを取ったモノざんす。 また、『孤軍奮闘』の難しさが現代にも充分通用するものであるという コトはこの映画からでも判ります。 労組の不正を密告して殺されたテリーの同胞よりも、悩んだすえに 密告を選んだ、テリーは後に、仲間からも無視され、当然のことながら 今まで、ツルんでいた上層部からは仕事をもらえなくなる。 今まで親分同様に慕っていた、子供たちは、屋上で飼っていた鳩を皆殺しにして 去っていくあのシーンは、今の子供たちが失っているモノにつながっている ような気もします。 この映画のブランドのような『孤軍奮闘』の経験は、あるでしょうか。 周りで見ている労働者にはなれるかもしれませんが、ブランドにはなれない、 そういう人にオススメざんす。管理人は、散々この作品の『ブランド』やってきたので もうくたびれただよ。(汗) |
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