YEAR
RESULT
AWARDS
CATEGORY/RECIPIENTS
Boston Society Of Film Critics Awards
2000
Won
BSFC Awards
Best Actor For タイガーランド(2000)
London Critics Circle  Film Awards
2002
Won
ALFS Awards
British New Comer Of the year for タイガーランド(2000)
MTV Movie Awards
2003
Won
MTV Movie Award
Best Trans Atlantic Breakthrough Performer For:
フォンブース(2003)
2003
Nominated
MTV Movie Award
Best Villain For:デアデヴィル(2003)
Shanghai International Film Festival
2002
Won
Golden Goblet
Best Actor For:ジャスティス(2002)
Europian Film Awards
2004
Nominated
Audience Awards
Best Actor For ダブリン上等!(2003)
IFTA Awards
2004
Nominated
IFTA Award
Best Actor for For:
A Home at the End of the World(2004)
2005
Nominated
IFTA Awards
Best Supporting in Film in ダブリン上等!(2003)
Best Actor in a Film for S.W.A.T(2003)
Razzie Awards
2005
Nominated
Razzie Awards
Worst Actor For アレキサンダー(2005)
Teen choice Awards
2003
Won
Teen choice Awards
Choice Movie Villain for :デアデヴィル(2003)
2003
Nominated
Choice Movie
Bleakout Male Star
For:デアデヴィル(2003)フォーンブース(2003),リクルート(2003)
Also 『フォーンブース』 got choice movie liar.



タイガーランド、コリン・ファレル タイガーランド(2000)
時は1971年のヴェトナム戦争の只中、幾千人もの若きアメリカ兵が
戦場で命を散らす中、ルイジアナ州ポーク基地ではA小隊を始め
とするアメリカ兵が最終歩行訓練を受けていた。
ここで8週間の軍事訓練を受けた後、彼らは『タイガーランド』に
送られ一週間の訓練を受けた後、ヴェトナムに送られる。
〜そこは『アメリカのヴェトナム』〜ジャングルの中、睡眠時間
一時間で地獄のトレーニングを積まされるのだ。
そこに送られる小隊の面々は、まだ夢を持っていた。
NY出身のパクストンは戦争から生き残ったら手記を出版したい
といい、ヘミングウェイを敬愛している。
カントウェルは15で結婚した家族を故郷に残してきたことが
内心は心配だった。ウィルソンは戦争にはやく出たくて
うずうずしている。そこへ、懲罰房送りになっていた二等兵
ボズが加わった。いつも上官にたてつき、どんな卑劣な罰にも
屈しない、しかし外出禁止令を破って酒場にのみに誘ったり
不器用で口の悪い裏側に思いやりがあることに、小隊長の
ミルターはいつも頭を悩ませていた。

あらゆる方法で仲間を除隊させたり、不器用な行動ながらも
信頼を得ていくボズ。しかし、タイガーランドへいくことは
避けられない事実でもあった・・・
(原題名:Tigerland)
監督:
ジョエル・シューマッハー
脚本:
ロス・クラバン
マイケル・マクグルーサー
出演:
コリン・ファレル
(ローランド・ボズ)
クリフトン・コリンズJR
(ミルター)
マシュー・デイビス
(ジョー・パクストン)
シア・ウィグハム
(ウィルソン)
トーマス・ゲイリー
(カントウェル)
Review(*****)
どうしてこのボズみたいな『不器用なヤツだけとホントはいい奴』
 というのは損ばかりするのかね・・・という憤りも兼ねて見に行った映画(爆)
アタシ自身は『いい奴』・・・とはお世辞にも言いがたい(おい)のだけど
『要領よくやってる奴』にやっぱり腹たっちゃうので、こういう奴が
命を懸ける土壇場で認められる映画とくると、ぐぐぐ〜っと心が動いて
しまうワケだ。うん。
ほらぁ、よくいるじゃん『〜じゃないですか?』と話しかける奴。
自分の意見に何とかあわせて無理矢理仲間に引き入れようとするの見え見えの
あの『ゴーインな慣れなれしさ』にツバを吐きかけて風を切って歩くような
 ボズの生き様、コレにココロが動き、自分の手柄を『へん、こんなもん
いらねぇよ!』といって譲っちゃう。それで周りの信頼を得たいかつーたら
そうでもない。ただ彼は、自分も周りも理不尽な戦争に行くことが許せないだけ
そんなボズをみんなが分かり始めて、生い立ちを語り始めるシーンにじ〜んと
来てしまいました。こういうヤツが認められるシーンっていいのう。
そしてタイガーランドに追いやられた後、味方同士で実戦訓練をしなければ
いけなくなるのだけど、どさくさ紛れに実弾で殺そうとする輩もでてくる
そこで、ボズは気づいてしまう。これは『国家にしくまれたこと』なのだと
『ベトナムで死んでも、ここでしんでも同じなのだ』と・・・
今まで戦争から逃げようと思っていた彼がかわってしまう・・・
これは、ベトナムものというより、アメリカ軍のありかたへの問題作じゃ
ないだろうか、と。
『この戦争が終わったら、こうするんだ』という夢を餌に徴兵制度をしいて
実戦さながらの訓練の後で戦地へ送る・・・今もアメリカのどこかに
『タイガーランド』はあるのだろう・・・。そしてボズの姿も。
 映画デビュー間もないファレルを、抜擢指名という形で主演に選んだ
監督、ジョエル・シューマッハーの目は確かだったようです。


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