S.W.A.T(2003)
Special Weapon And Tactics-選ばれたエリート警官だけがなれる特殊部隊それがS.W.A.T
その競争倍率はLAPDで何十倍ともいう。 '70年代の同名TVシリーズを受けて映画化された

LAPDのS.W.A.Tに所属するストリートとギャンブルは銀行強盗の阻止の任務を受けていたが
ギャンブルがしびれを切らして犯人と人質を撃ってしまう。
前から快く思っていなかった上司のフラーはギャンブルを解雇、ストリートには武器庫行きを
命じる、それにはギャンブルを『売る』ことが交換条件だった。それ以来ギャンブルの姿は
S.W.A.Tから消えた・・・

武器庫の中で、うまくやっていきながらも復帰の機会を待ち、トレーニングを続ける毎日
を送るストリート。それに見切りをつけた、元隊員の妹の恋人は部屋を出て行ってしまう
失意が心をよぎる中、S.W.A.Tに何者も有無を言わせない『現場の男』ホンドーが帰ってきた
ホンドーは新たに隊を結成するにあたって、ベテランのボクサー、TJ,そして新人を雇う
その目にかなった一人目がストリートだった.実力主義の彼は足でサンチェス、ディーコンを
引き込みフラーの反感を買うがお構いなし。
入隊のトレーニングとテストを終え、最初に任務を終えた彼らに任されたのは、国際手配
されているフランスの若き麻薬王、アレックス・モンテールの護送だった。
『オレを自由にしたやつには一億くれてやる!』護送中にアレックスが、メディアに告げた
ことからLAは暴徒と化した。そして、S.W.A.Tの作戦すべてが筒抜けになっていることも
犯人は手の内を知っている・・・暴徒と化した、この街で彼らの最終テストは行なわれた
(原題名:S.W.A.T)
監督:
クラーク・ジョンソン
構成:
ロン・ミタ
ジム・マックレイン
脚本:デヴィッド・アヤー
デヴィッド・マッケナ
出演:
ジム・ストリート
(コリン・ファレル)
サミュエル=L=ジャクソン
(ダン”ホンドー”
ハレルソン)
LLクールJ
(ディーコン・”ディーク”
ケイ)
ミシェル・ロドリゲス
(クリス・サンチェス)
ジェレミー・レナー
(ブライアン・ギャンブル)
ジョッシュ・チャールズ(T.J.マッケブ)
ブライアン・ヴァン・ホルト
(マイケル・ボクサー)
オリヴィエ・マルティネス
(アレックス・モンテール)
REVIEW(****)
イロイロなトコロで流れているあのテーマソングで有名になったS.W.A.T.
日本でも東○ガキんちょむけの番組でやってたブ○ース○ットなんてモノもありました
 こっちでは宇宙人と戦うという(汗)隊員の一人は宇宙人から人間に帰化してしまうつー
無責任にもホドがあるだろうと(でも、演じた俳優が好きな俳優だったので許しているバカ)

んでもって映画化されS.W.A.T、今まで日の目を見なかっただけに、ナカナカいがったす。
キャラの紹介を書くところはナカナカだったんだけど、やっぱり時間の関係もあって
ドラマまで書ききれなかったというのが点がひとつ減っているトコロなのであった。
『やってくれたか〜』という『飛行機高速道路発着シーン』もあったし、うそっぽい
アクションがあまりなかったし、キャラもいがったし。
『ジブンの人生が失脚に追い込まれてもいい意味でチャンスを待つ方法』というのが、
じっくり描かれた映画でもありました。
心に強く思い描きながら、頑張り、忘れたころに戻るチャンスを最高のカタチでつかむという
思うにホンドーとフラーもギャンブルとストリートのようなコンビだったんじゃないかなと
でもフラーの方が、世渡りうまかっただけで。
その『世渡りのうまさ』がかえって、実力のホントにあるモノを潰してるかもしれない
というのにハラたってるホンドーは薄給でもいいから残ってると。
向こうも向こうで『おお、オレの気に食わん同期をブっつぶそうとしてるのココにも
そこにも、おるじゃないけぇ』つーのでフラーが怒るのを楽しみにしながら入れていくという
ナカナカいい成績を収めている警官を引き入れようとして、彼が常識ガチガチで
ベジタリアンだというので『ホットドックも食えねぇオトコは信用できん』という
チョいと古いキャラもまたいい。
現場にいてほしい上司の理想でもあって、主演のC.ファレルが『彼が出るなら出てもいい』
という交換条件で出たという。
で、肝心の『麻薬王』を演じたO.マルティネス、最初のヘンは、バッチグーでカッコいがった
が、護送されるヘンからホトンド『生きてる賞金』状態。う〜ん、ナンカもう一ひねり
あってもいがったのでは??
もし続編を作るなら、そこら辺のヒネりもヨロシクなのだ。やっぱせっかく
M.ロドリゲスの『ギロ目メンチきり』も久々に見れたコトだし(爆)
や〜、いいねぇ、こいつのこの態度、大好き。『おすまし』してたり『上目遣い』
モードになってるオンナにボカっと殴りかかりそう〜うははのは。

『TV版』もあるってコトでTVのキャストも遊んで出てます(爆)
ホンドー役だったS.フォレストは(若いころはハリソン様+トミーオヤジのようなカオだったのに)
ラスト近くでS.W.A.Tのトラックドライバーで。ディーク役のR.ペリーがディークのオヤジで?
カントクまでカメオというお遊びはいっぱいです。
アトは『中一はタダ』という松○系列の劇場をハズして行かれるコトをオススメします。


スパイゲーム(2001)
CIAエージェントの ネイサンは引退当日、香港の
アメリカ大使館にいるダンカンから奇妙なメッセージを受取る
『ボーイスカウトが捕まった・・』
程なくして、彼は自分の弟子トムがスパイ容疑で中国に
留置されていることを知る。しかも、アメリカ大統領は
米中首脳会談を控えていて、国交がマズくなることは
さけたい事態だった。CIA当局としてはトムを24以内に
消すことにする。
トムは中国、ネイサンはアメリカ、CIA本部・・
いかにして彼はトムを救い出すのか。
CIAに全てを見張られた今、彼の中で『あの』作戦が
火蓋を切って落とされた・・・トムが八方塞の中・・・
(原題名:Spy Game)
監督:
トニー・スコット
脚本:
マイケル=フロスト=
ベッカー
出演:
ロバート・レッドフォード
(ネイサン・ミュアー)
ブラッド・ピット
(トム・ビショップ)
キャサリン・マコーマック
(エリザベス・ハドレィ)
スティーブン・ディランス
(チャールズ・ハーカー)
ラリー・ブリガム
(トロイ・フォルガー)
REVIEW(*****)
あの手この手でビショップを救おうとする、その手口と
時間を刻一刻と記す画面、過去と現在が入れ混じりながらも
ドラマは描き、ストーリーをきちんと進めていくのは感じよかったです
ま〜、T.スコット・・・なのでロマンスものというより
『オトコカッコよくてナンボ』の映画に仕上がりましたが、『トップガン』
に比べて女性の扱いマシになったのかも
この映画といって比べざるを得ないのが、レッドフォードがCIAエージェント
を演じた『コンドル』調度この頃のブラピぐらいの年でお相手が
F.ダナウェイというのもあって、ダブってしまうというか。
もしいえるのだとしたら『コンドル』の主人公の未来図がネイサンなの
かもしれないし、何故彼が自らの信条に反してビショップを救ったかは
合点がいくかもしれません。
CIAでの裏切りやせめぎあいについて描かれた映画といえば、A.ドロンの
『スコルピオ』にもそうした一場面はあったし、'70年代のイイトコどり
の『オトコの映画』に仕上がったと思います。


スコア(2001)
金庫破りのスペシャリストのニックはモントリールで25年間
慎ましくジャズバーを営んできた。
そろそろこの仕事から足を洗おうとしたその矢先、かつての相棒
マックスが400万ドルの大仕事を持ち込んでくる。
それはモントリオールの税関に保管されている笏を盗むものだった
『地元でのヤマは踏まない、相棒は持たない』という彼の仕事上の
二つのポリシーに背くのもあって、最初はしり込みしていたニック
だったが、これが最後というのもあって引き受けることにする。
税関の情報を入手するにあたって彼はジャックという若い男と
手を組むことになるが、味方にさえ初対面で正体を明かさない彼に
ニックは不信感を抱くが、仕事を続けざるをえなくなる。
ジャックは税関で『ブライアン』と名乗り障害者のフリをして
忍び込んでいた。彼が笏を奪うとはダレも思っていない所を
ついたのだ。ニックはジャックからの情報を頼りに作戦を練る。
しかし、マックスの裏切りにより、事態は大きく違った方向へ
展開してしまう。
実は このヤマは300ドルで、ニックだけでない他の人物にも
話してしまったというのだ。残りは三人・・・
皆がこのヤマを降りた中、ニックが最後にヤマに挑む
もう引き下がることはできない・・そして最後にこのヤマを
つかむのは・・・
(原題名:The Score)
監督:
フランク・オズ
脚本:
ダニエル E テイラー
カイロ・サレム
出演:
ロバート・デ・ニーロ
(ニック・ウェルス)
エドワード・ノートン(ジャック・テイラー/
ブライアン)
マーロン・ブランド
(マックス)
アンジェラ・バセット
(ダイアナ)
ポール・ソールス
(ダニー)
ジャニス・ハロルド
(スティーブン)
REVIEW(****)
『シシリアン』『地下室のメロディー』を などのフレンチノワールを
彷彿とさせる『男同士の戦い』と最後の
『そうは問屋がおろさんぞ』というラストはよかったものの、
イマイチ、M.ブランドの役を上手く生かしきれてない・・・
というので点が落ちてしまいました。
むむ、前者のギャバンのように貫禄ある役で出て欲しかったのに
ヨヨヨと崩れたらこまっちゃうがな、ブランド。
『テーラー・オブ・パナマ』 にも雰囲気としては似てたトコロもあったかも。
そういう面では『結末がだいたい判るから〜』と思ってる
そこの兄ちゃん
コレは『プロセス映画(チーズではない)』といって、そこに
行き着くまでの『過程』を楽しむ映画なのじゃ。・・・と
この映画でジャック役を演じたノートンしゃまもいってたそうな。
何ていうか、難解でリスキーで抜けるのが難しいとわかってながら
やめられない仕事にうちこんで、命綱渡り状態の男の美学かも。
ノートンしゃまも、こういう役になると水を得た魚になるし
ここ20年ホド、『多作出演』でドレが本命か判らん状態が
続いていたデニーロの映画ですが、今回は裏切られないで
よかったです。


スクールオブロック(2003)
破天荒だが、ロックにかけては一過言を持つ、デューイは
今日も今日で、ライブの最中に暴走して客席にダイブしても
客に逃げられ、床に激突。
ルームメイトのネッドはとうの昔にパンクロッカーの夢を諦め
ベビーシッター兼代用教員として稼いでいた。
そんな彼の元に家賃2200ドルも滞納して、居候しているデューイの
口癖は『売れたら家賃ぐらい払ってやる』
破天荒な、パフォーマンスが原因で自分で作ったバンドは
追い出されるわ、彼を目の敵にするネッドの恋人パティにアパートを
出て行けと言われるわで、背水の陣にきてしまった。
そんなとき、ネッドあてに代用教員の電話が彼の留守中に
かかってくる。
最初はお金ほしさに、ネッドになりすまし出て行ったデューイだが
 名門小学校の生徒たちの、音楽の才能はありながらも、
どこか型にはまった姿をみて、デューイはロックバンド選手権に
出場させようという、一石二鳥の計画を思いつく・・・
(原題名:The School Of Rock)
監督:
リチャード・リンクレーター
脚本:
マイク・ホワイト
出演:
ジャック・ブラック
(デューイ・フィン)
マイク・ホワイト
(ネッド・シュニーブリー)
サラ・シルバーマン
(パティ・ディ・マルコ)
ジョーン・キューザック
(ロザリン・マリンズ)
ジョーイ・ゲイトス Jr.
(ザック)
ロバート・ツアイ
(ローレンス)
ケヴィン・アレキサンダー
クラーク
(フレディ・ジョーンズ)
メイハム・ハッサン
(トミカ)
ミランダ・コスグローブ
(サマー・ハサウェイ)
レベッカ・ブラウン
(ケイティ)
ジェームス・ホーセイ
(マルコ)
ケイトリン・ホール
(マルタ)
アリーシャ・アレン
(アリシア)
REVIEW(****)
結構懐かしのナンバーをジャックが、生徒にレクチャーしていく
授業シーンが一番笑えた。・・・のに何で見終わってあまり
 印象に残らなかった・・・てのは何だろう??
多分、私自身『ロック』というカテゴリーではなく
『踊れる、弾ける』という事が前提になってる音楽でないと
ノレないという事もあるらしい。
ので、『スクール・オブ・ロック』が演奏する曲より
『ノーヴァカンシー』が冒頭で、バクハツしまくって
演奏していたアレの方がノッて、そこでジャックのギター
パフォーマンス以上のモノが出てこなくて『アレ・・?』
と思ったアレだったのかもしれない。
物語としてはいがったのだけどねぇ。
ジョーンがでてるなら、やっぱりスティーブ・ニックの
『お立ち台』を見たかったし、カメオでジョンキューも
出して欲しかったなぁ、ご愛嬌で
ジャックがギブソンのギターを持ってるというのに
思わずニヤリ。そうなのだギブソンのギター
’70年代のロッカーは誰もが憧れた。(おい、ア○スの
谷○新司のギターって言ってるヤツはダレだ?)
今、ン十万ぐらいするんじゃなかったけ?いいものは?
何はともあれ、ガチガチに固まったコドモたちに
『お前ら現実に反抗してみろ』という形でロックを
教えるってのがえがった。
本当ならこういうのは、どっかでこっそり、
なんだろうけど、それすら知らないコドモたちに
天下のJBが出張サービス。コドモたちをノリノリに
させていく過程もまたウマい。誰かが不満を言おうものなら
『これはオマエナシじゃできないんだ』といって聞かせる
そのコトバのウラにウソがないのがまたいい
そんな彼が、イカサマ代用教員かどうかなんて
どうでもええのだ。『イカサマだったけど、コドモたちと
触れ合って、オタクらの子供たち、ここまでにしたのは
事実だ』といったあのコトバがいい。
『ナンでも勉強優先』になってる日本に、チョっと
スパイスきいたコメディでもありんした
 


ショコラ(2000)
'59年の冬の寒い日のフランスの郊外の厳格なしきたりを守る村に
四旬節を前にしてヴィアンヌと娘のアヌークが冬一番と共にやってきた。
教会にも行かない、質素な暮らしもしない、節食を重んじる
四旬節にチョコレートショップを開くというヴィアンヌに
村を仕切ってきたレイ伯爵は驚きの色を隠せない。
レイ伯爵の営業妨害を気にも留めず、ヴィアンヌは店を開いた
最初は店の外から見ているだけの村人が、彼女の手にかかると、
そのかたくなな心が解けていくかのように、解きほぐされていく。
店の敷地を貸していて、糖尿病を患っているアーマンドは
チリペッパー入りのホットチョコを飲んだ途端、若いころの思い出を
語り、まだあわせてもらえない孫のことを語った。
 盗癖のあったジョセフィンは、店で働き始めることで、暴力的な夫から
自立した。
レイ伯爵の心は相変わらず、かたくななままである。
そんな折、村人に疎まれている川を伝って移住するジプシーたちが
やってきた。そのうちの一人ルーがヴィアンヌに声をかける。
最初に渡したチョコが初めて外れてしまったヴィアンヌは彼に
興味を覚えるのだが・・・
(原題名:Chocolat)
監督:
ラッセ・ハルストレム
原作:
ジョアン・ハリス
脚本:
ロバート・ネルソン・ジェイコブス
出演:
ジュリエット・ビノシュ
(ヴィアンヌ・ロシェ)
ヴィクトワール・ティヴィソル
(アヌーク・ロシェ)
レナ・オリン
(ジョセフィーヌ・マスカット)
ジュディ・デンチ
(アーマンド・ヴォイズン)
アルフレッド・モリーナ
(レイ伯爵)
ジョニー・デップ
(ルー)
ピーター・ストーメア
(セルジュ・マスカット)
キャリー=アン・モス
(キャロライン・クレアモント)
オーレリアン・ペアレント・
コーエン
(ルーク・クレアモント)
ヒュー・オコナー
(ペーター・ヘンリー)
レスリー・キャロン
(オーデル)
クリスティーン・ジャド
(チザ)
アーノルド・アダム
(ジョージ・ロシェ)
REVIEW(*****)
何より『色使い』で登場人物の心境をここまで上手く
表している映画ってのも、最近見なくなったなぁ・・・と。
題名の『ショコラ』どおり、チョコの邪魔にならない配色で
ありながら、寒色と暖色をうまく織り交ぜてお店を彩って
いるあたりや、外から傍観してる人は、あえて無彩色にする
試み、ジョニデ演じるルーは、出てきたときとエンディングでは
服の色調も違うと、一番目を引いたのは、湖畔にたたずむ、
J.ビノシュの喪服に赤い靴や、二人が街に来たときの赤い服。
チョコに隠されたチリ・ペッパーの色のはずで、華やかな色で
あるはずなのに、彼女らにとってみれば赤は『放浪の旅』を
運命つけるものなのかもしれないと・・・。
ラストで、壷の中身を空に撒くシーンは、親の死に縛られていた
自分が癒される街を選べたという意味で『ネフュー』
思い出しました。
そんなこんなで、厳格なしきたりのを守る街の中、しかも
節食が美徳とされる四旬節にチョコレートショップを開いて
そこに行った人々は、みんなきれいになって出てくるときたら、
放ってはおけないわけで。流れ者だったはずのジョニデ演ずる
ルーまでもが、どれどれと来てしまったのがカワイかったり。
P.ストーメアが、役としては貧乏籤というか、厳格なしきたりの
犠牲者になってしまった形で、かわいそうではありましたが。
この映画を見ててふと思ったのが、身内にもいらっしゃらないでしょうか。
『身内の言うことには耳をかさないけれど、アカの他人の
言ったコトなら、同じコトでもハイハイと耳を傾ける』
それを『チョコ』という媒体を使って密かに伝えてる気もした
ワタシです。祖母、母と同じ映画をみて『よかったわ〜』
といっていましたが、二人は劇中のキャリー=アンと
J.ディンチ状態(号泣)娘がJビノシュになれるかってと
そうもいかなくてねぇ〜はぁ〜
往年の名女優レスリー・キャロンが出てたのには驚き



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