〜100年たっても二人はかわらない〜そういって13年 ジャックは大手金融会社の社長となりマンハッタンを見下ろす ペントハウスの最上階に住み、フェラーリで通勤している日々は 忙しく曜日感覚もない。 クリスマスでさえもわからない生活に彼は満足していた。 イブの夜彼はコンビにで黒人のキャッシュをいざこさから救って 店を出たあとハナシをするジャックとキャッシュ. 物質主義なジャックにキャッシュは飽きれ不思議なメッセージを 残しその場を後にした。 翌日ジャックの目がさめるとそこはいつもの場所ではなかったのに怖気つく。 それどころか13年前の恋人は妻となって二人の子供と共にあらわれたのだ。 (原題名:The Family Man) |
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ブレット・ラトナー 脚本: デヴィッド・ウェイッスマン 出演:ニコラス・ケイジ (ジャック・キャンベル) ティア・レオーニ (ケイト・レイノルズ) ドン・チードル (キャッシュ) ジェレミー・ピヴェン (アーニィ) マッケンジー・ウィーガー (アニー) |
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まぁいい映画はいい映画なんだけど』が感想だったものの、見終わって暫くして 見てよかったなぁというハナシになってきやした。 ただ、『自分の人生にホントに満足してるか』ってコトなのよねぇ。 ジャックは自分の人生に甘んじていて,ある日キャッシュに与えられた時間の中で 目覚めた時性懲りもなくモトの自分を取り返そうとする. ホントの自分に満足してなかった証拠ともいえるんでは? キャッシュが与えてくれたなかでのジャックとケイトの生き方でその答えは どこかでヒントだけでも出てたかもしれないですね。 空港で引き止めるシーンはそのまま人生のターニングポイントの違いを暗示 しているような所がいがったです。 このパンフの画像が一番物語ってるのかも |
市民はファシストの集会に出向き、これに背くと職はおろか 『船出』という形で、何処かへ流刑になってしまう時代だった。 アントニエッタは狭いアパートに六人の子持ちで暮らしている。 夫はファシストで、外での付き合いに忙しく、家庭を顧みない。 子供たちも、母親が何でも雑用をやってくれるものと思っていた。 子供たちと夫をファシストの集会に送り出した後に、残されたのは アントニエッタと雑用だけ、九官鳥に餌をあげるのもその一つだ。 が、九官鳥が向かいのアパートに逃げてしまう。 幸いにも、住人がいるらしいので、彼女は向かいのアパートまで 行ってみることにする。 何とか九官鳥を取り戻し、これで話はすんだ、と思いきや、 アパートの住人、ガブリエレは、『君のおかげで気分が晴れた、 今日は特別な一日だ』というのだが・・・ (原題名:Una Giornata Particolare) |
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エットーレ・スコラ 出演: ソフィア・ローレン (アントニエッタ) マルチェロ・マストロヤンニ (ガブリエレ) ジョン・ヴァーノン (エマニエレ) フランソワ・バード (管理人) |
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ヤンニと組んだ中では、もしかしたら、一番ジミかもしれない(汗) もしDVDをこれから借りられるもしくはご購入ならなおさら 『スプレンドール』や『Barに灯ともる頃』の方をオススメして こっちは、一人でアイロンかけでもしながら『つまらんな〜』と 思うトコはとばしてもらってもいいっす(でも、あまりとばすと 判らんようになるトコもあるかも・・・) 今まで、家事をてきぱきこなし、それが当たり前のように思われ 退屈な毎日を送ってきて誰からも尊敬されなかった女性、 何も言わなければ、安泰の人生を送れたであろうに、本当の 事、ゲイであり反ファシストである事をカミングアウトしたために 流刑になるラジオ作家。 どちらも、『自分の生き方』を認めて貰いたい人間に認めてもらえない でも『認めて貰える人間』に出会うために、笑って、大喧嘩して、泣いて 愛し合い、そしてまた、逢う約束ができなくなる・・・静かに流れるにも 関わらず、彼、彼女たちにとってみれば『特別な一日』だった。 今まで化粧っ気も無かったローレンが、ヤンニがあまりにも、お茶目 だから、最初はてこずるのだけど、そのうちに、お手洗いに入って、 今までつけたこともないであろう、口紅をつけてみたり、髪をいじってみたり するシーンや、それと打って変わって、ヤンニを本気で怒らせてしまい 泣きながら帰りつつも、また、彼のアパートを訪ねるときに背中を向けて 門の外で待っているシーンや、そんな、ローレンにオムレツを作ってやる ヤンニの姿。絶大な信頼をもつ俳優同士だからこそ出来た 演技だなぁ・・・と思ってみておりました(しんみり) これだけ、体当たりでぶつかっていける、恋人同士が今いるでしょうか、 タダぶつかるだけじゃなくて、この映画のように、きちんとワザとらしくなく 仲を修復する恋人同士ってのが。 でも、この映画、最初があまりにも長すぎる(汗) 映画の時代背景の説明のためのモノクロのドキュメントフィルムは10分も いらんと思うぞ・・・というワケで減点ひとつ。 |
サンドバックがドライヤーの代わりにある生活。 潜入捜査でしくじった彼女を待っていたのは事務処理、ほかの人間は今全力で 取り組んでいる爆弾魔の脅迫状解読にてこずっている。 コレになら自信を持つグレイシー、ビビる同僚は気にも留めず今度の犯人の狙いは 全米美女コンテストだと言い張った。 ・・・ならば潜入捜査官が必要だがこの時彼女は時分がやる羽目になるとは思っても いなかったのであった。 (原題名:Miss Congenially) |
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彼女の本領発揮という感じでいがったです。うむむ、やっぱり彼女にはこういう パワフルで魅力的な役が似合うわ。 冒頭のス○バ注文シーンといい、いざ、ファッショナブルになってからキメるトコロといい ビシっとキメてもイヤミじゃないのが原題名の『好感度No1』でしょうか。 実際に、女性の視点から『好感度No1』になるのが、いかに難しいかも描いた 映画かもしれないです。 実際にはしゃれっ気なかった人間がある日突然美女になって、あんなに喜ばれるかと いうと、そうでもなかったりするのが、世の常だったりするワケで(汗) それより何より、『美女より、好感度を手に入れるほうが難しい』世の中になってる とは、いやはや、恐ろしや(汗)。 サンドラを支える脇役もまた光ってましたね〜オネエ言葉のオカマちゃんメイクの M.ケインやコキ使われる同僚のB.ブラッドは『デモリッショマン』に続いてサンドラとの 共演でしたね。C.バーゲンのなりきりミスコンの女王も『おるな〜こういうの』でしたし。 一番のミドコロはやっぱりサンドラが二日でキレイになっちゃうトコですので、お見逃しなく |
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脚本:マーク・ローレンス 出演: サンドラ・ブロック (グレイシー・ハート) ベンジャミン・ブラット (エリック・マシューズ) マイケル・ケイン (ヴィクター・メリング) キャンディス・バーゲン (キャシー・モーニングサイド) |
一年前、麻薬密売容疑と共に姿を消したフォードは、共に バイクショップを営む恋人シェーンを待ちに残していったまま 彼女とよりをもどすだけでない、今度こそ、一年前のヤマに 決着をつけるためだった。 彼にかわり、トレイが仕切るリーバースが、フォードを『手厚く』 迎えるが、フォードは難なくかわし、かつての親友、ドルトンと ヴァルのもとへ急いだ。 が、肝心のシェーンには取り付くシマもないほどそっけない。 一年前のことは、彼に対抗するバイカー、ヘンリーがバイクの 修理と偽り、オイルタンクにコカインをわざと入れて仕組んだと いっても聞く耳すら持たなかった。 そんな中、トレイの弟が、ヘンリー一味に殺され、疑いがまたしても ヘンリーの女、チャイナの偽の証言によってフォードにかかってしまう。 トレイは、チャイナの証言を信じ、フォードを追いかけ、フォードは 仕方なくまた、仲間と共に逃亡の旅に出かけることになる・・・ (原題名:Torque) |
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ジョセフ・カーン 監督: マット・ジョンソン 出演: マーティン・ヘンダーソン (ケアリー・フォード) アイス・キューブ (トレイ) ジェイ・ヘルナンデス (ドルトン) ウィル・ユンリー (ヴァル) モーネイ・マザー (シェーン) マット・シュルツ (ヘンリー) アダム・スコット (マクファーソン) ハイメイ・プレスリー (チャイナ) |
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オススメ・・・という映画でDVD買う・・という映画じゃないかも(汗) 100円レンタどまりかもしれないです、ハイ 個人的にバイクが好きなのと、ヘタに判り難いハナシを体調の 悪いときに見にいきたくないわ〜という理由で見にいったという。 でもって、見てる最中に気がついたのが、『使いまわし』が多いぞ(汗) この映画・・・というのも、冒頭のシーンは『メ○シカン』のラストシーンと 同じシーンから始まってるし(爆)列車とバイクが走ってるシーンも いくつかはB級映画で見たことあるシーンが使われてるのだけど(汗)・・・ もうヨッポドオカネ使いたくなかったのか、どこにオカネ使ってるのか。 アイス・キューブの35歳の暴走族・・・つー設定はもう、キツいだろうし、 敵役のマット・シュルツは『ワイルドスピード』でも同じ様な役だったし ハイメイ・プレスリーは、あの恐ろしいヘビメタメイクで元来の美人な 顔はどこへ・・・ホントはシェーン役のM・マザーよりも美人なのに 全然シマらんFBI捜査官のマクファーソンも、何で『シマらん』のかと 思ったら、なるほど〜そういうワケだったのね、でもそれにしては アナタの最後はあまりにも哀れだわ、ドカーン・・・だなんて(爆) ここまで書いて『どこもホメるとこないんかい!』と言われるとアレなので 主演のM.ヘンダーソン、ラッセル+ヒューのような感じで、このお二方が 引き受けてくれそうにない役をこれから、引き受けてくれそうな期待大です ・・・ので作品チョっとは選んでおくれよ『リ○グ』のリメイクで殺される ダンナの役はゴメンだよ〜。 |
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仲間を死に追いやる事故を起こし,それ以来表舞台から身を引いていた。 かつての仲間、カールは自らのレースチームを率いているものの今は 車椅子生活を余儀なくされている。ジョーはカールに合わせる顔がなかった。 そんな、ジョーにカールは戻ってくるよう声をかける。 表向きはテスト・ドライバー、だが、本当の目的は、かつてのジョーのように 期待されたルーキー、ジミー・ブライの教育係だった。 才能がありながら、寸手のところで、ライバルチームのボーにいつも抜かれる。 それは、彼の兄であり、マネージャー、デミルの精神的プレッシャーだった。 何もかも取り仕切り、実の弟を商品同然に扱う兄の下で育ったジミーは 自立心を奪われ、飛行機の切符一枚も買えない。 そんな彼に、自立心を養わせることが必要だと考えるジョー だが、デミルはサーキット以外でジミーに合わせようともしなかった。 一方、ジョーの代わりにいるセカンドドライバー、メモは かつてのジョーの妻キャシーの夫でもあった。 空白の15年間にサーキットだけでなく全てが変わってしまった。 デミルのプレッシャーから逃れるように、ジミーは、ボーと 別れたばかりのソフィアと恋に落ちるのだが・・・ (原題名:Driven) |
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レニー・ハーリン 脚本: ジョー・タント: シルベスタ・スタローン 出演: キップ・パルデュー (ジミー・ブライ) ティル・シュワイガー (ボー・ブランデンバーグ) ジーナ・ガーション (キャシー・モレノ) エステラ・ウォーレン (ソフィア・シモーネ) クリスチャン デ・ラ・フェンテ (メモ・モレノ) バート・レイノルズ (カール・ヘンリー) ステイシー・エドワーズ (ルクシア・ジョンズ) ロバート・ショーン・レナード (デミル・ブライ) |
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からあんなオレンジ色の炎だして車体は燃えないとか、大体、CART みたいな車高のホトンドない車が公道走ったら、10Mで死ぬとか、 メインキャストが渋谷と銀座と茂木を瞬間移動するなんてありえるかとか 言い出したらキリのない『ここがヘンだぞドリヴン』 が、映画見てる最中もしくはレビューでいちいち『ツっこんで』る だけでこの映画終わってしまったら、アナタにとってこの映画面白くない かもしれない。そんな矛盾だらけのハナシなのに、スタローンの作品は どこか、ブっとばして見ても、スカっと許してしまえるので好きです。 この業界に詳しい人間と見にいったのですが、もうツっこむツっこむ、 そんなに面白くないなら見るのやめろよというぐらい(爆)。 この映画、元々はセナに捧げるつもりで企画した映画で企画案は 『フォーミュラー・ワン』になっていました。が、F-1は金銭、権力の絡み 重圧もあり、諦め、監督の薦めもありCARTになったそうです。 何より、スタローン自身、自分に近いキャラクターを演じるという事が 勇気のいることではなかったでしょうか。 この作品を描くことによって、日銭稼ぎ同然のB級SF映画出演の断ち切りを 宣言したかったのかもしれないです。 セカンド・ドライバー、メモ役のクリスチャンがインタビューで言っていた 事が何より印象的でした、『やりたいことに対して障害になってるのは自分 だけなんだ、危険は常にあるけど、迫ってるわけじゃないよ』という。 国際色豊かなキャストが、レースの臨場感も盛り立ててくれるし、 コレをいうと情けないかもしれないけど、何よりキップ君の数少ない代表作だし(汗)。 デミル役のR=S=レナードが何気に倉田て○をに似てると、当時爆笑してたし。 今、振り返ってみて・・・このレビュー書いてた当時が、一番楽しかったなぁ・・・。 それだけお腹の底から笑って、意見を自然に共有できるお仲間がいたのと 映画が、ちゃんとリアルタイムで来ていた幸せな時だったかもしれない。 誰かと時間と感想を共有できる楽しさを持たせてくれた一作としてこの点です それは、時間のズレるDVD鑑賞じゃ味わえないと思う管理人でした。 |
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美しく若い資産家の妻エミリーが居た。 スティーブンの会社は傾きかける一方で、夫に愛想をつかした エミリーは若い新進の画家デヴィッドと浮気をしている。 デヴィッドというのも実は偽名で、本当はムショ上がりの詐欺師で 絵を描くことは、刑務所の更正指導でおぼえたものだった。 最初に事がばれたのが、スティーブンにだった。 デヴィッドはスティーブンに手切れ金を要求する。 が、意外にも彼はその金で妻の殺害を要求してくる。 デヴィッドはいやおうなしにその依頼を引き受け、依頼を さらに囚人仲間に任せ、エミリーがその男を正当防衛で 殺してしまったことから、事は思わぬ方向へと進んでいく・・・ (原題名:A Perfect Murder) |
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アンドリュー・デヴィス 脚本: フレデリック・ノット 共同脚本: パトリック・スミス・ケリー 出演: マイケル・ダグラス (スティーブン・テイラー) グウィネス・パルトロウ (エミリー・ブラッドフォード テイラー) ヴィゴ・モーテンセン (デヴィッド・ショー) デヴィッド・サッシュ (モナームド・カラハン) サラタ・コールドハーリィ (レイチェル・マティニ) ノヴェラ・ネルソン (アリス・ウィリス) コンスタンス・タワーズ (サンドラ・ブラッドフォード) ウィル・ライアン (ジェイソン・ゲイツ) ミーヴ・マクガイヤ (アン・ゲイツ) |
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おいといて(原題名も違うコトだし) 主要俳優女優が、それぞれの『強み』をいかせた作品だなぁ と思ってみていました。 『ウォール街』以来の金の亡者+自分のブレーンの見つけたがり +いざとなるとトホホぶりを見せ付けたM.ダグラスなり、 自作をD.ホッパーのアトリエを借りてホトンド提供した (冒頭に出てくるデッカイ作品は明らかにRecent Forgeries) ヴィゴたまも。しっかし、ヴィゴたま、どんどん若返っていき ますな・・・。このときより『ロード〜』の方が若いかも。 グウィネスはよくも悪くも『ヒメ』で、その『ヒメ』っぷりが 『金の亡者』してるダンナに婚前契約からしくまれたりしたし、 後で『ヒメ』が計画にみんな気がついた後は、ボンビーな ハンサム画家がわずかな手切れ金で駆け落ち考えたりもする。 オリジナルでは、ダンナ役がしつこく、ヨメさん役のG.ケリーを 追い回す映画になるのだけど、リメイクではグウィネスが 正当防衛でやっつけたりする。これって、考えようによっては 『ダブルジョパティー』よりコワい。 『ダブル〜』のアシュレイは最初に『やっつけるぞー』といい、 目的達成なのだけど、こっちは最後まで『ヒメ』っぷりなのだ。 アシュレイが『江戸っ子』ならグウィネスは『京女』。 グウィネスよ、『正当防衛』でも『完全犯罪』は犯罪なのだよ。 後者の方が性格悪いねぇ・・・ホレた男ドサクサまぎれで やっつけてるんだから。 |
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中流階級に生まれ、パイロットになることを夢見て、買ったばかりの 自動車をいじっているジャックに、隣に住むメアリーは思いを よせていたものの、ジャックが心を寄せていたのは、少し離れた 所に住んでいる、裕福な家庭の娘シルヴィア。 が、彼女には資産家の婚約者、デヴィッドがいた。 世界大戦の並がアメリカにも押し寄せてきた頃、勇気ある国民が こぞって志願する中、ジャックとデヴィッドも空軍に志願する。 その前に、シルヴィアがデヴィッドに渡すはずの写真をジャックが 手違いで持っていってしまったために二人の仲は犬猿の仲に なってしまった。そして、そんなことも露知らず、メアリーは ジャックに何時でも思い出してもらえるようにと、自分の写真を渡す。 そんな、二人は事あるごとに対立したが、訓練の中で本気で 殴り合いになって以来、仲直りする。しかし、戦争の嵐はそこまで 来ていた・・・ 二人が、戦勝を挙げる中、メアリーはジャックを探すため、自動車部隊に志願。 ついに見つけたのはパリ、今すぐ休暇から戻らないと軍法会議にかけられる ジャックがへべれけに酔っ払っている姿があった。 彼の軍服の中に自分の写真があるのを見て、必死で彼を連れ戻すメアリー。 なんとか、刑は免れ、ジャックは、 『今日は嫌な予感がする・・・』というデヴィッドの言葉を振り切り出撃する。 デヴィッドの機体が行方不明になり、誰もが彼が死んだと思ったそのとき デヴィットは決死の覚悟で、ドイツ軍の機体を奪って脱出した。しかし その機体に照準を向けていたのは他でもない、ジャックだったのだ・・・ (原題名:Wings) |
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ウィリアム・ウェルマン 脚本: ジョン=モンク・サウンダーズ 共同脚本: ホープ・ローディング 出演: チャールズ・ロジャーズ (ジャック・パウエル) リチャード・アレン (デヴィッド・アームストロング) クララ・ボウ (メアリー・プレストン) ジョブニャ・ライルストン (シルヴィア・ルイス) エル・ブレンデル (ハーマン・シュウィンフ) ゲーリー・クーパー (カゼット・ホワイト) ヘンリー B ワーシャル (デヴィッドの父親) ジュリア・スワイン・ゴートン (デヴィットの母親) |
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動きはどこかぎこちないし、これにン時間・・・というのはかなり 疲れるのだけど・・・映画としては見ごたえあったと思います。 空軍に居たという監督の半自叙伝的映画で、助演のR・アレンは 空軍出身というのも、この時代にしては説得力あったかもしれません。 サスガのブロックバスタープロデューサーのJ.ブラッカイマーでも この映画のリメイクまでは作らなかったのでしょう(爆)。 しかも、この映画、なんと、本国でまだDVDが出てないのがフシギ がられているらしいです。 一番印象に残ったのは、やっぱり、ジャックがデヴィッドの独機を 攻撃してしまうシーンでしょうか。『ジャック!打つな!』と 必死で叫んで『君のせいじゃない・・・戦争が悪いだけなんだ・・・』 といって息をひきとる所でしょう。勲章を貰い、故郷に凱旋帰国する 彼ですが、デヴィッドの両親には合わせる顔もない、勲章の意味すら もう自分にはない。アメリカが戦争を繰り返し、名誉を重んじた国で ある反面、失うものが多すぎて、一個人として傷ついていく国という 事も、こんな昔の映画から描いているんだな、という感じもうけました。 でもって、この映画を見るきっかけになった、淀川さんの解説は 名優G.クーパーのカメオ出演。ジャックとデヴィットが飛行訓練を する前に出てくる、若い飛行士の役なんですが、飛行機のミスで 死んでしまうですね。テントの中には食べかけのチョコがある 帰ってくるつもりだったんだろう・・・というのが、切なくて。 そのクープが、本当にハンサムで(オイ) 立てば、ドロン、座れば、ブロスナン、歩く姿がヒューたまなのですよ。 これは見てのお楽しみです。 |
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56日目をむかえ、レジスタンス達はソ連軍の援軍の到着の前にナチス軍に その息の根を止められようとしていた。 三回目の攻撃で、中隊と名前の付いていた、ワルシャワの軍隊も今では 民間人からのレジスタンスの寄せ集め状態で43人が、満身創痍の中、 いつ全滅してもおかしくない状態まで追い込まれていた。 ドイツ軍相手の攻撃の前日、レジスタンス達は、ある者ピアノを弾き ある者は賭け事に、ある者は一晩の愛を交わし、身近に迫る恐怖から 逃れようとしていた。 そして、戦いの当日・・・このままでは全滅すると判断した隊の責任者 ザドラは、地下水道を使い、ドイツ軍から逃れるべく、逃げこむよう いいわたすが、そこは迷路と暗闇が人々の正気を失う世界だった・・・ (原題名:Kanal) |
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アンジェイ・ワイダ 原作:脚本 イエジー・ステファン・ スタウィニュスキー 出演: タテウジュ・ヤンツア (コラブ) テレサ・イセウスカ (デイジー・ストロトカ) ウィンチェスワフ・ グリンスキー (ザドラ) エミール・カレウィッチ (マドリー/ピアニスト) テウジュ・ ギアドウスキー (クーラ) ヴィアデル・シェルバル (マイケル/笛吹き) テリーサ・ベレゾウスカ (ハリンカ) |
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『灰と〜』が勿論一番好きで、あの衝撃のラストシーンは眼にやきつくのだけど、 こちらのラストシーンは、別の意味での衝撃です。 勿論モノクロで、共産バリバリ思想のフィルム始まり、ピアニストが 避難の途中でレジスタンスに加わって、最後の攻撃の前に ピアノの弾くシーンは『戦場のピアニスト』とダブった一面もありました (このピアニストのレジスタンスが、また似てるからねぇ・・・あの人と) 最初は、ワルシャワ蜂起で焦土と化したポーランドから 次々と遺体やケガ人が運ばれていくシーンで、 『かすり傷ですんだから』といった女の人の足が片方ないシーンなど かなり見ていて、モノクロなだけに辛さが倍になって 伝わってくるシーンがありました。 後半部分は、蜂起がムダだと知って、レジスタンス達が 地下水道にマンホールから入って安全な場所からぬけようとする のですが、ワルシャワ市民が同じように脱走するから 地下水道の中の悲惨な現実を思い知らされてしまう。 そして、いざ抜けたと思ったら、将校のグループは無事に 地上に抜けられたと思ったら、ナチス軍の包囲網の真っ只中だった。 ピアニストのいるレジスタンスの仲間たちは、次々に死んでいき ピアニストは宛てもなく地下水道を彷徨い歩き出す。 そして、若いレジスタンスとその恋人は、やっと出た出口と 思ったら、それは河につながる出口だった・・・どこへ出ても 生きて帰ることは出来ない事実を突きつけられたレジスタンスたち。 その生き残りが、眼をやられ、日の下では眼を開けていることが 出来なくなってしまった、『灰と〜』のマチェクだとしたら 心をえぐられるような一作です。 |
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